ざくざくアクターズの感想・ハグレまとめ・その2(2017/03/11追記)

 

前回の続き。

今回はベロベロス、ハピコ。

思い入れによってだいぶ文量に差がある。こう考えるともえるぞ!ということしか書いてない。

 

 

3.ベロベロス

王国の番犬。三頭犬。かしこい。

 

・ハグレ王国まで

ハグレだからか見た目の異様さからか、周囲から嫌われまくって人間?不信に陥っていたところをデーリッチに「かわいい」といわれて即堕ちした。チョロイン。

たぶんここで「かわいい」って言葉が出てくるのがデーリッチの「ワンダーセンス」なんだろう。

 

・ハグレ王国で

デーリッチたちに拾われて以降は王国の番犬として暮らしている。ドッグレースにも出る。

 

 

4.ハピコ

ハーピーの子ども。両腕が翼になっていて、空も飛べる。ただその分手先は不器用。

偽天使。お金が好き。こすっからくて悪知恵が回る。

 

・ハグレ王国まで

ハグレ王国民になる前は、お金に困って、冒険者相手の詐欺行為でなんとか暮らしていたらしい。

お金に困るということは、一応は社会との関わりがあったということ。ハピコは獣人だけれどけっして獣ではなく、ヒトの社会の中で生きていくしかなかった(ベロベロスがお金に困るということはないだろう)。

とはいえハピコがとらわれたのは彼女に厳しい世界で、ケモフサ村のような獣人の村落と出会うこともなく、結局彼女は非ハグレの社会に身体ひとつでさらされていった。

まっとうな仕事をしようにも彼女はまだ子どもであり(平均年齢の低いハグレ王国ではあまり意識されないが)、ニワカマッスルのように力が強いわけでもなく、そもそもあの腕じゃできる仕事も限られている。もちろん、ハグレの彼女には仕事を紹介してくれるつながりなんてものもない。加えてサムサ村でヤエチャンが言ったように、仮に仕事を見つけてもハグレだというだけで理不尽に報酬を引き下げられる。

そういうどうしようもない状況の中で、なんとか食べていくためにハピコが選んだのが冒険者相手の詐欺だった。

 

物語では、詐欺行為が山賊にばれ、捕まって売り飛ばされそうになっていたところをデーリッチたちに助けられる。ハピコは文字通りの意味でハグレ王国に命を救われた一人だ(山賊の「ハーピーの子どもなんて珍しいから高く売れるだろ」という発言、怖すぎる。あの世界にはハーピーのメスを見世物にする文化があったということで、ハピコはそういう種族の子どもとして、単にハグレであること以上の苦労があったはずだ)。

※ところでハピコはハーピーとしては強い力を持っていて、だから子どものときに召喚された(強いハーピーを召喚しようとすると普通は大人が出てくるのに、ハピコはすでに大人ハーピーと同じくらいの力を持っていた、みたいな)と考えるともえる。

ハーピーの子どもが珍しい→ケモフサ村のようなハーピーのコミュニティが存在しない。

 

・ハグレ王国と姉御

ハグレ王国ではお金を上手いこと転がしてちょっと増やしたり、福ちゃんキーホルダーを売り出したり、空を飛んで情報収集や連絡役を務めたりしている。初期メンバーなだけあって王国への貢献度は高い。ニワカマッスルを紹介したのもハピコだ。

まだハグレ王国が小さかったころ、「帰る場所に誰かいる感覚って久しぶりだけど悪くないね」(うろ覚え)と王国が存在する意味を象徴するような台詞を言っている。王国民になる経緯も相まって、ハグレ王国への愛着や帰属意識はかなり高い印象。

同じころに「ローズマリーがボスだと思ってた」「デーリッチとローズマリーが争ったらローズマリーについていく」と公言している。デーリッチがボスに見えないのもあるが、ローズマリーのほうは(冗談でも)一度も見捨てなかったし、なんなら3000Gだって出してしまいそうだったからじゃないだろうか。ハピコにとって救いの手を差し伸べたのはデーリッチというよりもローズマリーだった。

その後もローズマリーのことを「姉御」と慕い、会議でもいつも隣に座っている。手があんなだから書記ってわけでもないだろうし、隣にいること自体に意味があるのだろう。ハピコ×ローズマリーがみえる。

とはいえそのローズマリーはずっとデーリッチを見つめていて隣にいて、ハピコはローズマリーにとって王国民以上にはなれない(ローズマリーは王国も王国民も大好きで深く愛しているのだけど/だから)。ハピコは実はちょっとだけデーリッチに後ろ暗い感情を抱いていて、だから「あんまり好きじゃない」らしい「でこっち」というあだ名で呼んでいたり、スカイドラゴン戦で何も言わなかったりしたのかもしれない。後者は演出の都合だと作者も公言しているけど。

 

こすっからくてお金に汚いのは王国民になってからも変わらない。それだけの苦労があったんだろうけど、ここらへんは召喚される前からある性格なんだろう(というか召喚された後の苦労からだけで説明するのは筋が悪い)。

とはいえ詐欺で食っていたころほどの必死さはなく、たんにお金やお金儲けが好きで、楽しんでやっている印象。お金じゃないけどヘルちんからおやつを取り上げたときもすぐ返したりしている。

ここらへんはこのssのハピコ主役の短編がめっちゃもえる。というかこの人のss全部もえる。

「ハグレ王国掌編集」/「智弘」の小説 [pixiv]

 

 

つづく。

 

2017/03/11追記

①訂正

デーリッチがボスに見えないのもあるが、ローズマリーのほうは(冗談でも)一度も見捨てなかったし、なんなら3000Gだって出してしまいそうだったからじゃないだろうか。」 

⇒お金を出しそうになったのはデーリッチのだし、ハピコが詐欺で稼いだ金額は(自己申告では)1500G。3000G はハーピーの子どもの値段。

 

②お詫び

「つづく」と書いたけど続きません。

でちことマリーとハピを書いたら満足しちゃった…。

あとツイッター作っちゃったからたぶんそっちで言います。

いきもの (@soy_solos) | Twitter